クリスマスガーデニングコンテストにご応募いただき誠にありがとうございました。
厳正なる審査の結果、見事受賞された作品を発表いたします。
●クリスマスコンテナガーデン部門
【最優秀賞】
出展者：枝廣 稔（岡崎市）
作品名：雪降る森の「ホワイトクリスマス」
審査員コメント：
・クリスマスツリーに見立てたエリカ、雪化粧した松ぼっくり、クリスマス柄の白い鉢など全体が白で統一され、紅一点のミニシクラメンのアクセントも効果的でクリスマスを感じられる作品となっている。
・コンテストでよく見られるような技巧的過ぎず、全体的にしっかりと植えてあり、雪が積もっている所など細部まできれいに仕上げられている。
・地面を覆うセダムがやや乱雑で落ち着きがない。ディコンドラのシルバーフォールのようなシルバーリーフを使用しても良かったかもしれない。
【優秀賞】
出展者：近藤 さゆり（高浜市）
作品名：おとしもの
審査員コメント：
・和の素材と思われがちな葉ボタンを屹立させ、縦方向の線を作り洋風に仕上げているのは見事である。
・赤、白、緑のクリスマスカラーの中、サンタの「おとしもの」の黒いブーツが物語を感じさせとても面白い。
・クリスマスローズは葉ボタンの下の面押さえではなく、コンテナのエッジに持ってくると、より広がりと存在感を出せたのではないか。
●クリスマスリース部門
【最優秀賞】
出展者：山下 悦子（安城市）
作品名：聖夜
審査員コメント：
・葉ボタンをメインにしているが、品種もバラエティに富んでいてあきない。これだけ多数の植物を弱らせず根付きのリースに仕上げるには相当な技術力が必要であり非常に評価が高い。
・白を基調にした中でベリーの赤い実がクリスマスを演出している。クリスマスだけでなく、そのまま正月飾りとしても使える。
・紫色のパンジーを使わず、色を赤と白にすっきりさせる。または、クリスマスオーナメントを加えるなど、もう少しクリスマス感を出したい。
【優秀賞】
出展者：片野 房子（名古屋市）
作品名：きのはな
審査員コメント：
・今までにないカンナくずを使ったナチュラルでオリジナリティに溢れるアートフラワーで意表を突かれた。造作が難しそうなポインセチアがクリスマス感を醸し出している。
・霧吹きで水やりをしないと割れてしまうという儚さが手の掛かる我が子のようで作品への愛着が湧いてくる。
・この作品はこれで完成していると言えなくもないが、コンテストのテーマを金や銀のリボンなどの装飾物でもう少しクリスマスを表現できると良い。
●特別賞
出展者：五十嵐 名保美（碧南市）
作品名：赤い実をオーナメントにして、楽しみに待つクリスマス！
審査員コメント：
・樹木や木の実の種類が豊富でとても華やかで、人目を引くクリスマス柄のリボンやラグラスが上手く調和している。
・今回のコンテストで最もクリスマスらしい作品であり、年齢や性別を問わず誰もが楽しむことができる。
・手入れの容易な人工素材も悪くはないが、要所で自然素材を使用すると見栄えが増す。
●展示期間：12月27日（日）まで
●展示会場：ハンギングバスケットコーナーおよびフローラルプレイスエントランス
●出展作品：コンテナ7点、リース4点
